いちおこのシリーズ最後のみのすけ日記でべす!
7月17日
ライブ終了
皆様!色々な感想をありがとう。今回はとてもとても楽しかったです。
皆にもバンドいいんじゃない?などと言われて嬉しい限りでした。このメンツでまたやりたいと思っています。
「たまゆら」買ってくれた人どうも。そして買いたいけれど何処で買えばいいんじゃ〜の方、もう少しお待ち下さいね。なんとも皆様にはもどかしいでしょうが、僕ももどかしい。大丈夫。もうすこしです。
日記へのリアクションもありがとう。
という事で、
8月に入ったら「tpt客演日誌」を書くことにします。
それもこれも「自分が書きたいから」だけじゃなくて、やっぱそれを楽しんでくれる人がいればこそ。今さら何を言い出すか〜とお思いでしょうが、わたくし、結構そんな僅かな空気の中で生きておりますです。
色んな声をありがとう。
7月×日
実家に帰省
っていっても、ほんの数時間。最近は両親と話すこのなんでも無い時間を貴重なものだと認識するなり。
夜はtptで一緒になる山本亨さん目当てで花園神社に芝居。
帰り雨に打たれて散々。
7月×日
李歐
というwowwowの映画にワンシーン出る。
高尾の拓殖大学に潜入して撮影。
大阪大学工学部の助手。大阪弁。とにもかくにも猛暑。
帰りに河内万歳一座の河野洋一郎さんと一緒になる。三宅や、松永とも仕事をした事があると言うので話も弾む。世の中狭いったら。
7月×日
猫のホテル
に行く。
たまたま大人計画の宮藤君が隣合わせになる。
「悪霊」終わって実家に帰ってたとの事で、実家のおみやげを差し入れしていた。
まめなトップランナー。
7月×日
紀伊國屋
ホールにカムカムミニキーナを観に行く。
行ったらリエちゃん、大倉、村岡などもいて、飲みに行く。
舞台本番終わってからテレビの収録をおえて帰ってきた売れっ子八嶋をカラオケ屋で待ち、そのまま彼の家に乱入〜。
7月×日
さて明日は
「ガラスの動物園」の顔合わせ。
プレッシャーを抱えたまま、8月の「tpt客演日誌」までさいならです。
稽古がんばりまっっっっす!
そして関係ないけど、今日の雷はすんごかったね。
みなさん、お元気ですか〜?
まぁ〜ったまた本日より新たに稽古日誌書かせてもらいます〜。
「tpt編」!壊れてゆく僕をお楽しみに(笑)!?【みのすけ】
7月×日
tptの顔合わせ
「ガラスの動物園」
これは「欲望という名の電車」などの代表作を世に送りながら波乱万丈な人生を送った、アメリカの劇作家テネシー・ウィリアムズの自伝的初戯曲にしてブロードウェイで大成功した作品です。いいね〜、破天荒な人。
日本でも何度か上演されているので1度観たことがあるという方もいるかもしれないね。で、今回の出演者は、アマンダ役に佐藤オリエさん。ローラ役に富田靖子ちゃん、トム役に山本亨さん、そしてその3人の家族を訪れるジム役の僕の4人。
そして演出家のアッカーマン(ボブ)は、アメリカの映画監督として最新監督作品がエミー賞13部門ノミネートという全米で最も注目されているというとにかく凄い人で、何がなんだかわからないけど僕はそんな中に投げ込まれて緊張で一杯×2。
あ、それから僕等と今回のそんな外国人勢の掛け橋、通訳の珠麗。tptにはかかせない演出家志望の通訳の女の子だ。
そしてその日はいきなり本読みなんかがあったんだけれども僕は朝から!かなり!ぱっつん×2!てな状態だったので(逆に)ずっとヘラヘラしてた(ハズ)。
そんなこんなで終わってから今回の唯一の知り合い、山本亨さんと飲みに行く。
これから先キビシイなぁ〜という話をするとお互い様な気持ちだという事で慰めあう(笑)。しかし!女優陣に負けずに我等男優陣も奮闘して頑張りますよ!
7月×日
本読み2日目
今迄に無い緊張感と今迄に無い凄い集中力を使う今迄に無い稽古。本読みだけどはいえ。
役者が4人だけという事もあるだろうが、気が抜けない。
ボブの集中力には、なんだろう...凄いものがある。稽古とは集中力なりってな感じ。
7月×日
本読み3日目
今日はボブに止められながら、台本を細かく検証していく作業。
役者へは質問の大嵐!そして教えたがりやさ〜ん!
アマンダ、ローラ、トム、ジム、それぞれの人格について僕等と一緒にこと細かく考えて行く作業が続く。
僕は洞察力がないのだろう。あさはかな意見を言っては一蹴される。
そして無口になっていく自分(笑)。普段確信をもって言葉を選んでいない自分を恥じる。ボブは昔国語の先生だったそうだ。なんか納得。
稽古帰りにオリエさんの誘いで、靖子ちゃん、亨さん、僕というキャスト4人だけで、中華料理を食べに行く。
僕だけが緊張し、プレッシャーを抱えているものだと思っていたので、オリエさんまで、この本をやるにあたってのプレッシャーがあるという話を伺ってちょっとホッとしたり
する。なにしろアマンダのセリフの量は半端じゃないのだ。
稽古場では無駄な話をあまりしない(雰囲気的に出来ない現場)ので、今日は芝居以外で4人でコミュニケイトできたのでなんだか良かったかにゃ。
7月×日
本読み最終日
2幕のジム(僕)とローラ(靖子ちゃん)のところを重点的に考証する。
その考証でなんだかジム(ジムオコナー=今回の僕の役)のイメージがボブ(演出家)の考察するところのイメージとかなり懸け離れているのを感じた。
僕はペラッと読んだ段階でなかなか出来た男だと思ってしまっていたのだが、実は口だけの結構普通の男だったのだ。
なぁんだ、俺に近いじゃんかって事で、なんだか気分的に楽になる。
その人なりの読み方で(例えば言い回し、アクセント、誰の目線で物語りを読むか)イメージは勝手に作られるのだ。
夜はナイロンの秋の芝居のチラシ、パンフの写真撮影。
今回のディレクターは日比野克彦さん。カメラマンは桐島ローランドさん!!豪華だ!
撮影が終わって日比野さんやスタッフとで月島にもんじゃを食いに行く。
日比野さんはもんじゃデビューで、最後迄うまいのかどうか判らないという顔つきだったのが可笑しかった。確かに不思議な食いもんだよね、もんじゃ。