月は僕の味方
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過去日記の園

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2004年10月のころ



10月×日
古着が
安い素敵な店を発見し。
普段古着とか買う方ではないのだが。
沢山買う。
もう寒くなるしね。



10月×日
ある事で
気分が最低だったので。
思い立って実家に帰った。
帰ると。
ソファーで猫を膝に抱いたままの母親が、テレビをつけっぱなしで眠っていた。
母親との話。
主に兄姉の事、その子供達の事、体調の事、猫の事。
あと父の3回忌の事。
食事をしていると、天井からポタリ、ポタリ、音が。
雨漏りだ。
すぐに止まったが。
そういえば家ももうかなり古い。

台風の影響ですんごい雨。
ちょっと恐ろしい位。
光が。
・・・雷。
今日は一日、堕ちに堕ちた日だったのだけれど。
雨が凄すぎて。
もう逆にわくわくして来る。
・・・雨が上がれば青空。
を願って。



10月×日
そば屋で
カレーを食べてたら。
凄い勢いで男の人が入って来て、「かけそば!」と言うと。
席に着くなり腕に顔をうずめた。
ん?
暫くして顔を上げ一点を見つめながら水を飲む。
店員がそばを持って来る。
食べながらウッという声が漏れた。
泣いているのか!?
目が真っ赤にはれている。
凄い早さでそばをかき込むと。
男はあっというまにお金を払って出て行った。
僕はまだカレーを食べていた。
彼は泣いていた、そう泣いていたのだった。



10月×日
ラフォーレ原宿
「男子はだまってなさいよ。バカワールドカップ」のゲストに出る。
当日打ち合わせのみでちょこちょこっと。
パンツ一丁長髪かつらでギター抱えてバカな歌を唄った。
昼はお客も少なく関係者ばかりで、すこしやってる側もまったり。
しかし夜は満員で。役者もノリノリ。
僕も夜は結構楽しんでやれた。
一日だけのゲストで寂しかったが、やっぱ「男子」はばかばかしくて好きだ。
バナナマンの二人はホント面白い。
忙しくて稽古にあまり参加できなかったと言うのに、微塵もそれを感じさせない瞬発力。
芸人さんて凄い。
その日村君に車で送ってもらう。
おつかれさまでした。
「男子」の皆様、楽日まで頑張って。



10月×日
友人お薦めの
足つぼマッサージに行く。
体の弱っている所をポイントチェックしてくれる。
胃、肩、腰、目、頸部。
やはり胃ときたか。



10月×日
ケラ率いる
シンセサイザーズのライブに行く。
懐かしい曲に懐かしい人達。
シンセのライブに行くと同窓会的気分になる。
久しぶりに会う人脈がわんさか。
何十年かぶりに会う人もいたりで。
そこでこう思った。
久しぶりに会う人とは握手をしていこう。
何十年ぶりに会っても一言の挨拶しかできなかったりする人も多い。
握手だ。
会話より握手。
いいかもしれない。
そんな中、懐かしい人脈の一人。
「パパイヤ・パラノイア」の石嶋由美子さんが来てた。
何年ぶりだろう!?
僕が有頂天や筋肉少女帯のバンド時代はよく一緒にライブをやった。
昔からファンキーだったが相変わらず髪はシルバー。
相変わらず「パパイヤ」をやってると聞いて驚く。

ライブハウス。
ライブ中でのドリンク注文。
大音量の中、声が聞こえないから店員は口を見る。
ビールならまだわかりやすいが、頼んだのはジントニックだった。
伝わったか不安に思いメニューを指差すが見てなかった。
しかしちゃんとジントニックが出て来たので驚く。
プロだ。口を読むプロ。
そして初台ドアーズのドリンクは安い。
僕はライブに行くとライブ中にどんどん飲んでしまうたちなので全品300円ドリンクってのは素敵だ。
ライブの事よりドリンクの事とか書いてますが、ライブも充分堪能しましたよ。



10月×日
こう
パソコンが普及すると。
他人の字ってあまり見る機会がなくなるなあと。
字体や筆跡で誰だかわかるってのも減ったような。
学生の頃、好きな人がこんな字をかくのか〜なんて事ひとつで感動したりして。
文面を何度も読み返したりして。
それは今でもあるか・・・。
あなたは好きな人の字を見分けられますか?



10月×日
金久美子さん
のお通夜へ。
金さんとは「鬼」という舞台で共演させてもらった。
ほんとに優しい人だった。
「新宿梁山泊」時代。
欠かせない素敵な女優さんだった。
「カルメン夜想曲」、「人魚伝説」・・・。
大好きだった。
まだ信じられない。

元梁山泊の岡島氏と久々に会った。
金さんが35才の頃、梁山泊時代、彼に言った言葉。
「金さんは結婚とかしないんですか?」と聞いたところ。
「結婚なんかしなくても幸せよ。だってあと50年もお芝居できるんだもの」。
と答えたという。
享年45才。早すぎだ。
「あんな事言ってたのに・・・まだ10年しかやってないじゃないですか・・・」と彼は涙目になった。

御冥福をお祈りします。



10月×日
「CODE46」
近未来SF情緒もの。
僕の大好きなジャンルの映画の部類です。
「ガタカ」とか大好きなんで。
テーマ的にはとても好き。
記憶までを管理される社会のあれこれ。
まあ面白かったのですが、ちょっと雰囲気で誤魔化された感も少しありで、
もうひとつと言ったところでしょうか。
「アルファビル」「惑星ソラリス」
ヨーロッパ系のSFものに目がない私です。
その辺で、なんかいいのありませんかね?



10月×日
ドラマ撮影
の最中、そのコンビニは機能してたので。
お客さんが来ると撮影中断。
僕は店員役だったので、ほんとの店員だと思われ。
レジを打ちそうになったり(笑)
なにせ大学時代は夜中にセブンイレブンでバイトしてた私ですから。
共演は鶴見辰吾さん、佐藤隆太君、岸谷五郎さんら。
やる前はとても緊張してたのだが、やりだすとかなり遊んでもいい手ごたえの現場で。
かなりいい加減に、ばかばかしく出来たので楽しかった。



10月×日
10/22のライブにに向けて
リハーサル開始。 
今回のテーマはいつもよりしっとりと。
秋だしね。もう冬か。
金木犀も匂うしね。
そんな雰囲気で行こうと思います。



10月×日
台風
凄かった。
おとなしく家でじっとしていた。
とにかく猫が興奮して暴れ。
しかし思っていたよりあっという間に雨は上がり。
ひときわな静けさが・・・。
明日は暑いのだろうか。



10月×日
「お父さんのバックドロップ」
ぼろぼろ泣いた。
原作の中島らもさんは映画の完成を観れたようなので良かったなあと。
息子役の神木隆之介くんがとにかく可愛くて。
あんな子供が欲しいなあと思った次第。
プロレス好きじゃなくても楽しめる作品だと思います。



10月×日
リハに向けて
昔のCDとかを引っ張り出してたら。
ロングバケーションのベスト盤「Drive to the 21st century」とか「東京ポーキュパインコレクションvol.1 fuaturing T.P.S」とかが出て来て。
もう10年も前か〜と思うとぞっとしたが。
意外に懐かしく楽しんで聴いてしまったり。
そんな夜。



10月×日
a smoth one
はムーこと中村哲夫が新しく組んだバンド名。
三軒茶屋のグレープフルーツムーンへ初ライブを観に行く。
「a  smoth one」は元「Dig it」の荒井伝太氏とムーとのトリオバンド。
カッコ良かった。渋かった。
僕はキーボーディストとしてのデンタ君のファンなのだが、唄も上手いのね。
何やってもセンスがいい人は素敵だ。
そのあとのジャイブなバンド。「テッシン&サンロードホッパーズ」
かなりの芸達者ぶりに驚く。下手したら芸人バンド!?のようなギリギリな線をしかし唄は自由自在な唱法で、ちょっと感激した。
「イノトモ」
素朴な弾き語りの女の子。透明感あって聞き惚れた。
そして「ボンジュール」
相変わらず(笑)。
着物姿のトロンボーンのすずちゃん可愛かった。
その後、ちょうど三茶だって事もあり、ムーとライブに来てた今やムー夫人の前川麻子とその娘ひなたと、パブリックシアター「リア王の悲劇」の楽日打ち上げにこそこそと。
観てもないのに(笑)
赤毛の手塚とおる氏に挨拶。何しにきてんの〜!?と言われる。
演出の佐藤信さん、二瓶さんやら斉藤歩さんやら中川安奈さんにも顔だけで挨拶。
そして大鷹明良さんの横で飲む。
この時、前川麻子、娘のひなた、その父である大鷹さん、今度結婚したムー。
という4ショットの現場に居合わせて。
ムーは大鷹さんに「はじめまして」と言っていた。
この不思議なムードになんだか僕はなんでかはしゃいでいた。
人ごとは楽しい(笑)



10月×日
どうやら
風邪を引いたらしい。
ここ数日なんとなく喉は痛かったのだが。
だましだまし過ごして来た。
流石に、今日は調子が悪い。
熱っぽいし、耳がキーンと鳴る。
明日病院に行こう。
それにしてもこう雨続くと腐るね。



10月×日
医者に行く
喉が腫れてますね〜。
と言われる。
昼間は大人しくしてしていたが夜はライブのリハーサル。
スタジオに着くとピアノの萌ちゃんもぐったり。
風邪大流行。
廻りの友人達はみんな風邪をひいている。
こういう時に唄うのは辛いがやってるうちにテンションも上がって。
それでも治った気でいると、家帰る頃にまた熱が出てたり。
皆様も気をつけてくださいね。
ねぎとレモンがいいそうです。



10月×日
風邪治らず
夕方まで寝てる。
そして寝汗かく。
しかし行きなきゃいけない芝居が目白押しだ。
むっくり起きて、新宿シアタートップスに京君の芝居を観に行く。
「寝てるだけじゃ治らない。気だ、気〜。」
なんて飛び出してみたものの、やっぱ咳出るし、微熱も。



10月×日
今日も風邪治らず
でもいつまでも寝ていられなくなって。
久々晴れたから、洗濯を。
そして新宿厚生年金会館へMA出演の「マイミラージュ」を観に。
久々に真夏チーム大集合。
前から3列目。
並びにあっきーも来てて。
「なんで出ないの〜?」と冷やかしたり。
1幕目は芝居と唄。
2幕目はレビューっていうの?
宝塚の方々の唄、そしてMAコーナー。
総合的に見て・・・、いやはや凄かった。
な感想。
観終って、真夏メンバー達は、色々な意味でかなりの打撃をうけて(笑)食あたりにあったような気分に。
MAの唄の部分は踊りとか滅茶苦茶カッコ良かったのに。。。
しかしそれ以外の部分がなんだかなあ〜な気分で。
実際疲れた。
まあ色んな価値観の人がいて、色んな価値観で表現をしている。
って事になりますわなあ。
帰り道、どうしてもみんなとその事について話さずには、そして飲まずにはいられずにいられなくて。
・・・風邪なのに飲んでしまう。



10月×日
こんなに出歩いてちゃ
風邪は治らない。
流石に今日は出かけない宣言。
色んな誘惑に目をつぶる。
もう熱とかだるさとかぐわーっと来てくれれば寝てるんだけど。
ちまちまっ〜と来る風邪だから、なかなか治らないのよね。



10月×日
昼から
ドラマの撮影。
共演はあの水谷豊さん、そして寺脇さん。
なんでか緊張しまくってしまいNG一杯出し。
廻りの皆様に迷惑かけ、非常に落ち込む。
帰り。
シーンは違ったが、扉座の六角さんと一緒に帰る。
夜は放送作家、加藤芳一氏の10周期の寄り合い。
1年に1度しか会わない面子に今日も会う。
しかしそう考えると1年の早い事。
そう、もう2005年は目前だ。



10月×日
ナイロン
ミーティング。
本番中の人間も、本番直前の人間も、ひーひー言いながら、それでも全員集合。
そして4時間弱、様々な事を話した。
終ってケラ、犬山と焼肉喰らう。
色〜んな事を考えた一日。
普段使わない脳を使うと疲れますね。

最近読んだ高橋歩氏の「LOVE&FREE〜世界の路上に落ちていた言葉〜」
の中にちょっと素敵だなあと思った詩!?があったので。


「核」


たくさん食べることははない。
一匹の魚を骨まで味わってごらん。
そのほうが、本当の「おいしさ」がわかるから。

たくさん読む必要はない。
一册の本を文字が溶けるまで味わってごらん。
そのほうが、本当の「おもしろさ」がわかるから。

たくさん愛する必要はない。
ひとりの人を心ゆくまで愛してごらん。
そのほうが、本当の「愛」がわかるから。

貧しい国の豊かな人々が、
オレに、そう笑いかけている。



10月×日
大倉出演の
「赤鬼」を観にシアターコクーンへ。
1時間50分を4人だけで。
圧巻。
それにしても切ない寓話だ。

夜はライブのリハーサル。
今日はやっと全員集合。
しかし咳をすると頭に響く。
まだ風邪は緩〜く僕の体の中に住んでいるようだ。
今日はそれを吹き飛ばすように毒を吐くように唄う。
リハ終って、ギターのヒノフジ君、ペットのyuhki、ピアノの萌ちゃんで飯。
真面目に音楽のハナシで盛り上がる。
しかし終電逃し、ヒノフジ君の車で送って貰う。
雨なのにすんっません。
22日までには台風過ぎ去って、晴れるといいなあ。。。



10月×日
さて明日は
今年最後のソロライブです。
台風すんごかったですが、22日はきっと晴れる事でしょう。
満天に星だらけだと思います。
願います。
そして月はやはり僕の味方をしてくれる事でしょう。
1部はひとり+αでしっとりとアコースティックに。
2部はバンドの皆と賑やかにそしてリリカルに。
新曲もやります。
懐かしい曲もやります。
行こうか迷ってる方。
当日いきなりでもいいので是非いらしてくださいね。
おまちしてます。
吉祥寺マンダラ2にて7時半からです。



10月×日
とにもかくにも
22日のソロライブ無事終了しました。
来てくれた皆様に感謝。
ありがとう。
メンバーの皆様に感謝。
ありがとう。
この日の天気に感謝。
ありがとう。
とても充実したライブが出来ました。
取り敢えず御礼まで。
ありがとう。



10月×日
「モンスター」
・・・なんて救いのなさなのだろう。
70年代のアメリカンニューシネマのような!?
このやりきれなさ。
でも嫌いじゃない。
こういう現実もあるって事だよなあ。



10月×日
ペンギン
プルペイルパイルズを観に三鷹へ。
超満員だった。
かろうじて補助席に座れる。
サケロックの生演奏もあったり、出演者も大勢で、いつものペンギンよりお祭り的要素が一杯だった。
長田おいしかった。



10月×日
「消失」パンフ撮影
朝から横須賀の河原にて。
自分で言うのもなんですが、今回、いいショット撮れました。
午後からはスタジオで大倉と何カットか。
パンフ写真出来るのが楽しみ。
夜はタイニイアリスにて「トラッシュマスターズ」。
ここを観たのはまだ2回目だけど、凄く刺激になる。



10月×日
部屋の窓に
かまきり。
写真が撮りたくなって。
向きを変えようとちょっとだけ触ったら。
階下に落ちてしまった。
下に行って探した。
死んで無かった。
良かった。



10月×日
「髑髏城の七人」
極上のエンターテイメント。
マチネに行ったのだけれど、楽屋に行ったらもうソワレの用意してて。
恐ろしいタイムスケジュール!?
三宅満身創痍。



10月×日
風邪が
なかなか治らないな〜と思って。
またもや病院に行ったら、どうやらアレルギー性のものだと言われた。
違う薬を処方された。
やな咳がね。出るのよね。



10月×日
「消失」顔合わせ
集まってみれば、今回、出演者6人。
「男スポ」に比べるとさびしいものだ。
出来てるところを色んな組み合わせで読み合わせ。
人数が少ないという事はそれだけの集中力が必要だと言う事を再確認。
稽古はじまったらダラダラしてる時間はなさそうだ。
怖い。



10月×日
姉の旦那の
お母さんが亡くなった。
お通夜に行く。
86才。
病気を煩っていた訳で無く。
家で、30分前まで普通に元気に会話をしていて。
30分後に部屋に行ったら眠るように死んでいたという。
姉はきつねにつままれたような気持ちだったらしい。
しかし「・・・そんな風に死ねたらいいな、と」生前口にしていたようで。
その通りになった。

苦しまずに死ねて良かったと思った。
死ぬ真際の苦しみはあったかもしれないけれど・・・。

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