1月×日
2005年
になりました。
あけましておめでとうございます。
皆様、今年もよろしくお願いいたします。
初詣。
細木数子の言う通りにお参りしてみる。
なので今年はいいことがあるでしょう。
明日から
大阪入りします。
「消失」2005年ジャパンツアーがはじまります。
大阪→小倉→滋賀→松本。
そして盛岡→新潟。
そんな訳で1月はほとんど東京に居ません。
なので更新も滞りますが。
悪しからず。
ツアーを楽しんできます。
地方の方々、待ってて下さいね。
一週間以上ぶりの「消失」でセリフが頭の中から消失してないかちょっと不安だったりしますが(笑)
行ってきます。
1月×日
大阪入り
夕方。
なんばのホテルに。
キャストでは僕が一番乗りのようだ。
ワッハホールへ。
なんば花月の向かいのビルの中にあるホール。
キノクニヤ同様傾斜がないので観にくそうだが、こじんまりとしていてイイ感じだ。
この先は広いホールが多い。
スタッフ陣の仕込み待ちをして皆で韓国居酒屋へ。
考えてみれば東京公演中はスタッフと飲みに行く事も少なかったんで、ツアー中は結束を固めるにもいい機会だ。
一ヶ月間よろしくお願いします。
それにしても道頓堀川の橋の様子が様変わりしてて驚く。
飛び込み事件以来こうなったのだなあ。
八嶋も故郷の奈良から着き、合流してもう一軒いく。
シャンパン、ワインと飲み。
ホテルに戻ってそのまんまの格好で、眼鏡をしたまま(笑)寝てしまった。
怖い夢を見る。
近しい友人達が何かいかがわしい宗教のようなものに洗脳されていて。
僕のことを皆で勧誘してくる。
僕は部屋に閉じこもってみんなから逃げ隠れているって夢。
怖くもあり、悲しくもありって感じのいやな夢だった。
起きてほっとした。
1月×日
大阪2日目
年末から続いている咳。
治って来ているのだが、まだ少し出る。
大事をとって病院へ行こうと思い立つも。
正月でまだ耳鼻咽喉科の病院がやっていない。
電話で探す。
知らない土地で病院を探したりするのって大変だ。
西区にある大正というところまで出向く。
大阪ドームの脇を歩く。
総合病院だったのでかなり待たされる。
かなりの量のせき止めシロップ一週間分と飲み薬。
帰りはバスに乗って難波に戻る。
ワッハに入り八嶋と二人で楽屋創りに燃える。
そのうち大倉、三宅、犬山到着。
飯を喰おうと皆で街を奔走。
これがなかなか決まらない。
結局焼肉。
歩いた分腹が減ったのでよかったか。
物凄く旨かった。
1月×日
ワッハ初日
10日以上振りの本番だって事もあり。
緊張感高し。
ワッハは超満員。
時間が紀伊国屋の後半戦より5分程ちぢまっていた。
終って演助の山田美紀嬢送別会。
つるとんたんでうどん。
そのあとアメ村の沖縄料理屋へ。
ああ、こんな毎日。
胃を壊さないようにしなければ。
1月×日
ワッハ2日目
ワッハに行く途中の気になってたカレー屋でカレーを喰う。
Mサイズでも大盛りだった。美味しかった。
しかし大阪は物価が安いよなあ。
服とかやたらに安い。
薬は効いているみたいで、咳はほとんど出なくなった。
今日もお客さんは一杯。
終って手作り餃子の店へ。
さくっと帰る。
1月×日
ワッハ3日目
ホテルの朝食バイキングを初めて食べる。
なかなか朝、起きれないのよね。
今回のツアー中最後のマチネソワレ公演。
一日2回やるのはどうにもツライ公演だったので、終ってほっとする。
松永家の御両親いらしてた。
御挨拶する。
お母さまはほんとファンキーな方だ(笑)
恒例のおかまバーへ。
スタッフ陣まじえ15人くらいいたか。
僕はハルディンの公演の時に初めてきたのだが。
今回もショーを楽しんだ。
みなさんほんとお綺麗だ。
しかし、これ毎日3回やってるんだから凄いよな。
2回やるのはつらいなどと甘えてる場合じゃないとも思った。
おかまの皆さんには強い生命力を感じる。
1月×日
ワッハ最終日
テクニカルミスが目立った。
八嶋の御両親いらしてた。
東大寺のお守りをいただいた。
ありがとうございます。
大事にします。
大阪の皆様。
温かい拍手をありがとうございました。
やはり舞台に立っていて喜びを感じる時はそんな時で。
みなさんがいい顔でカーテンコールを迎えて下さると、特になかなか来れない地方でこんなにあたたかく迎え入れてくださると・・・嬉しい限りだなと。
大阪は2、3年前まではお客さんが入らなくて、もう大阪はいいんじゃないかという話まで出た事がありました。
しかし最近は満杯・・・ほんと良かった。
舞台に立つことに、人前に出る事に、不感症になってはいかんなと思うこの頃です。
小倉まで数日あるので、東京に帰る組と居残り組。
僕は一旦東京へ。
新幹線。
名古屋の手前あたり、一面雪景色だった。
久しぶりに富士山をまじまじと見た。
一週間ぶりの東京は大阪より寒かった。
1月×日
シアタートラムにて
今年初観劇「 トーキョー/不在/ハムレット」観る。
時間が休憩無しの2時間40分だと聞き。
「消失」の時間とほぼ一緒なので、それを時間的にも体感できるかなと思いながら見ていたのだが、やはり長かった。
「消失」をこれから観られる方。
やっぱ休憩無し2時間45分は長いです。
覚悟ください。
っていまさら遅いけど(笑)
遊園地は、一年がかりでこの公演を創っていたようなので大変な作業だったろうなあと思うも。
観ていて気になったのは役者の体の事。
ぼろぼろになりそうだよなあ・・・と。
終って宮沢さんとは話せなかった。
残念。
年賀状の返事を一枚も書いていない。
2年前に引っ越したというのに、かなりの枚数いまだに昔の住所で送られて来る。
転送で届くからよしとしていて、返事を書かないからいけないのだが。
ああ筆不精の末路。
1月×日
さてさて次は
小倉→栗東→松本。
と帰らずに行ってまいります。
そっちの方々、待っててくださいね。
感想も待ってまーす。
大阪終っていただいた感想メールは・・・一通でした。
とほほ。
でも嬉しかったです。
あと2/14。
の吉祥寺マンダラ2でのイベント。
出演者全部決まりました。
最後に決まったビタライズ。
楽しみです。
皆さんいらして下さいね。
情報は最新情報に!
1月×日
小倉入り
新幹線で行ったのでぐったり。
今やホテルでの加湿器は必要不可欠。
小倉の屋台はまだやってなかった。
¥100ショップにぶらり。
いらっしゃいませが短縮されて。
「いませー。いませー。」と聞こえる。
同じコトバをずっと繰り返しているとなにか違うモノに聞こえて来る。
「消失」のテーマ曲、タートルズの「ハッピートゥギャザー」の歌詞が切ない。
基本的に「君と一緒にいられて幸せだ」
って事をずっっと唄っているのだが、一番最後のところで
「そっちの天気はどう?」
と聞いてる。
そう。
二人は一緒にいないのだ。
という事がわかる。
ああ切ない唄だ。
行く前に観た「キス・オブ・ライフ」。
家族の話。
ああこれも切ない。
一年ぶりに行く街を。
コンビニの場所で覚えていたりする。
小倉に行くと必ず行く「とん」。
やきめしと餃子(10個)。
こんなにうまい中華屋が東京にあったらなあ。
今日は着いてからひとりで1回。
みんなと合流してからもう1回と2回も来てしまった。
1月×日
小倉本番初日
場当たり終って三宅の誕生日を祝う。
ここんとこ小倉に来るといつもきてくれる大木さん(グリマンデル)。
地方で必ずあう友人。
しこたま飲む。
1月×日
小倉本番2日目。
北九州芸術劇場は2階席もあるホールなので終った時のお客さんの拍手の感じが違う。
響き渡る感じでゾクっと来る。
ここには3月に「ルル」でまた来る。
北九州の皆様その時は、またよろしくお願いします。
バラシを待つ間、三宅、大倉と3人で洋食屋へ。
時間が止まっていて昭和の匂いがする懐かしい感じの洋食屋。
また来よう。
夜9時過ぎの新幹線で京都へ。
そして乗り換えて草津へ。
着いたのが夜中の1時を廻っていた。
電車の中で寝てしまったので、案の定眠れない。
1月×日
滋賀1日目
地方のテレビ番組が新鮮でおもしろい。
今日は何も無い日。
長浜に出て観光をした。
はじめは曇っていたのだけれど太陽が出て来ていい日和になった。
普段考えないものについて深ーく考えた、楽しい一日。
僕は滋賀にくるのは多分4回目。
「ネネム」って芝居で大津に。
あとはナイロンで栗東3回か。
こんなに滋賀にくることになるとはなあ。
今日は一杯歩いて疲れたのか。
夜、すっごい深い眠りに落ちた。
1月×日
滋賀2日目
今日も何も無い日。
晴れていたらキャストの皆で京都にいこうかとか盛り上がっていたのだが。
あいにくの雨。
仕方ないので映画の日にする事に決めた。
ホテルのななめ前が映画館。
「ネバーランド」と「ターミナル」をはしごする。
駅のそばのチケットショップを見つけ安く購入。
しかし、どこにいてもやる事がないと映画を観てしまうなあ。
「ターミナル」には中学生の男女のカップルが。
デートなのだろう制服のまま来てて。
受付で「ターミナル2枚」
「学生さんですか?」
「あ、でも学生証もってきてません」
しかしどうみても中学生だ。
「あじゃあ生年月日を言ってください」
いがぐり頭の男の子「平成元年〜」女の子「平成元年〜」
めでたく二人は学割で入れたのであった。
めでたしめでたし。
しかし平成生まれかよ!
僕も中学2年の時。
交換日記をしてた女の子と初デートで。
地元の近くの名画座で山口百恵の「ホワイトラブ」を観た事を思い出した。
映画館の前で待ち合わせして、なんにも話さないまま映画を観て。
なんにも話さないまま映画館の前でバイバイしたっけなあ。
それで次の日、日記の中で「昨日は話せなくてごめんね」
とか書いていた。
ああダメ男だったなあ。
甘酸っぱい記憶が蘇る(笑)
「ターミナル」を観終った中学生の二人は照れくさそうに話をしながら映画館を出て行った。
男の子は自転車で、女の子はその横を歩きながら・・・。
いい光景だったとさ。
それにしても滋賀は「平和堂」ばかりだ。
夜はホテルで年賀状の返信を数枚書く。
遅すぎだ。
1月×日
栗東本番
今さらだが、スタッフ陣はだれよりもステージを観ているのだなあとつくずく。
照明、音響、裏のスタッフ達。
作演のケラさんより観ているのだったりする。
今回全部で39ステージ。
今日で36回目が終った。
栗東でやった中では一番の入りだった。
終って旨い和牛屋へ連れて行ってもらう。
1月×日
松本への移動日
僕は途中、名古屋で「舞台よりすてきな生活」を観る。
なんか自分の生活に少しリンクしていて不思議な既視感にとらわれる作品。佳作。
そして名古屋からの列車で地獄を見る。
列車をなめていた。
駅弁を喰い、ビールを飲み、本を読んでいたら。
案の定・・・酔った。
松本まで地獄の2時間。
ホテルに着いてもしばらく気持ち悪くて、どこにも行かず大人しく寝る。
1月×日
松本2日目
松本城へぶらっと。
その脇のそばやへぶらっと。
ばったり会った大倉と劇場へ。
こんなにおっきな劇場だったとは。
大倉とホールのななめ向かいにある松本市美術館の「THEドラえもん展」へ。
面白かったが、どっちかと言えば常設でやってた草間彌生展にノックアウトされる。
夜は三宅、八嶋と3人で浅間温泉へ。
「枇杷の湯」。
お殿さまの野天風呂と呼ばれる露天風呂からはオリオン座が綺麗に見えた。
癒された。
松本を堪能。
1月×日
松本本番
なにしろホールがでかいのだ。
しかし2階席までいっぱいになる。
ありがたい。
ホールの大きさ、場所、見に来てくれるお客さんの違いで、様変わりする「消失」。
一度もおんなじステージは出来無い。
それにしても松永は今、凄いスケジュールをこなしている。
「消失」をやって無い日は紀伊国屋ホールで違う公演に出ているのだ。
神業。
だから毎回ひとり東京に戻っている。
本人は飄々とやっているように見えるが。
僕には出来ないなあ。
やりたくないなあ。
偉いなあ。
終って、友人に勧められた、そばを塩で喰うそばやへ。
旨かった。
日本酒も。
長野近辺の皆様。
4月に「ルル」でまた松本行きます。
その時は、またよろしくお願いします。
1月×日
無事
小倉→栗東→松本公演終えて東京に一旦帰って来ました。
気温的には向こうの方が断然寒いのだけれど、こっちはこっちで違った寒さがあるような気が。
東京の寒さって・・・。
とか思ってたらいきなり雪!
帰ってパソコンを開けてみる。
「大阪帰って、一通だ」などと書いたのが功を奏したのか。
たくさんの感想メールが・・・。
皆さん気を使ってくれたのですね。
ありがとうございまする。
全国から色んな反応。
嬉しい限りです。
次は盛岡→新潟でございます。
「消失」残す所、あと2回。
1月×日
それでは
盛岡→新潟行ってきます。
2月14日のライブのゲストに
なんとあの伝説のギタリスト
今剛
氏に出て頂ける事にまりました!
内容については今いろいろ検討中です。
楽しいイベントにしたいと思ってます。
皆様是非バレンタインデーはマンダラ2へ是非!!